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クレーン点検の必要性、安全性、法律の案内

事業者は0.5トン以上のクレーンを設置した場合に自主検査が義務づけられています。クレーン点検には主に下記のような法規があります。

①年次自主検査
(労働安全衛生法45条、労働安全衛生法施行令15条、クレーン等安全規則34条)

事業者は、0.5トン以上のクレーンを設置した後、1年以内ごとに1回、定期に、当該クレーンついて自主検査を行わなければなりません。

②月次自主検査
(法45条、令15条、クレーン則35条)

事業者は、クレーンについて、1か月以内ごとに1回、定期に、自主検査を行わなければなりません。

③作業開始前の点検
(クレーン則36条)

事業者は、クレーンを用いて作業を行うときは、その日の作業を開始する前に点検を行わなければなりません。

④自主検査等の記録
(法45条、クレーン則38条)

事業者は、年次・月次自主検査の点検結果を記録し、これを3年間保存しなければなりません。

⑤補修
(法45条、クレーン則39条)

事業者は、上記の定期自主検査を行った場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければなりません。

その他の法規
(クレーン等安全規則 第四節~)

つり上げ荷重が3トン以上のクレーンの場合、検査証更新のための性能検査も受ける必要があります。

よくあるご質問

クレーンの点検はどのくらいの頻度で行えばいいですか?

吊り上げ荷重が0.5トン以上のクレーンは毎月の月次自主検査、年1回の年次自主検査が義務付けられています。3トン以上のクレーンの場合は、上記に加え2年に1回、検査証更新のための性能検査も必要です。

クレーンにはどのような点検が必要ですか?

年次自主検査では構造部分や機械部分、電気部分の異常などを検査します。また、ワイヤロープや吊りチェーン、吊り具の点検も行います。月次検査ではロープやチェーンの損傷の確認、配線や集電装置、配電盤、コントローラの異常等がないかも確認します。その他にも、クレーンを使用する前に行う事前検査、2年に1回行う検査証更新のための性能検査も必要です。

他社で設置したクレーンも修理やメンテナンスできますか?

対応可能です。お見積り致しますので、まずはお問い合わせください。

緊急での修理にも対応してくれますか?

24時間いつでも、ご連絡頂ければすぐに対応致します。お急ぎであればお電話でお問い合わせください。

点検時にはどのくらい費用・時間が掛かりますか?

点検時の費用は1台あたり15,000円~となります。その他、状況により高所作業車や足場等が必要なケースもありますので、追加でオプション料金が発生し価格も変わります。クレーン1台あたりの点検時間は月例点検で1時間程度、その他点検の種類によっては半日程度掛かる場合もあります。

クレーンの操作や吊り上げにはどのような資格が必要ですか?

吊り上げ荷重が0.5トン以上5トン未満のクレーン操作では『クレーンの運転業務に係る特別教育』の資格が必要です。5トン以上のクレーンでは『床上操作式クレーン技能講習』の資格が必要となります。

見積もりで費用は発生しますか?

見積もりは無料で行っております。点検の見積もりは早ければ即日でお出しできます。部品等を使用する場合には、メーカーへの問い合わせで数日を頂きます。工事などを行う場合には、1週間程度かかる可能性がございます。

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