事業者は0.5トン以上のクレーンを設置した場合に自主検査が義務づけられています。クレーン点検には主に下記のような法規があります。
事業者は、0.5トン以上のクレーンを設置した後、1年以内ごとに1回、定期に、当該クレーンついて自主検査を行わなければなりません。
事業者は、クレーンについて、1か月以内ごとに1回、定期に、自主検査を行わなければなりません。
事業者は、クレーンを用いて作業を行うときは、その日の作業を開始する前に点検を行わなければなりません。
事業者は、年次・月次自主検査の点検結果を記録し、これを3年間保存しなければなりません。
事業者は、上記の定期自主検査を行った場合において、異常を認めたときは、直ちに補修しなければなりません。
つり上げ荷重が3トン以上のクレーンの場合、検査証更新のための性能検査も受ける必要があります。
クレーンの点検はどのくらいの頻度で行えばいいですか?
吊り上げ荷重が0.5トン以上のクレーンは毎月の月次自主検査、年1回の年次自主検査が義務付けられています。3トン以上のクレーンの場合は、上記に加え2年に1回、検査証更新のための性能検査も必要です。
クレーンにはどのような点検が必要ですか?
年次自主検査では構造部分や機械部分、電気部分の異常などを検査します。また、ワイヤロープや吊りチェーン、吊り具の点検も行います。月次検査ではロープやチェーンの損傷の確認、配線や集電装置、配電盤、コントローラの異常等がないかも確認します。その他にも、クレーンを使用する前に行う事前検査、2年に1回行う検査証更新のための性能検査も必要です。
他社で設置したクレーンも修理やメンテナンスできますか?
対応可能です。お見積り致しますので、まずはお問い合わせください。
緊急での修理にも対応してくれますか?
24時間いつでも、ご連絡頂ければすぐに対応致します。お急ぎであればお電話でお問い合わせください。
点検時にはどのくらい費用・時間が掛かりますか?
点検時の費用は1台あたり15,000円~となります。その他、状況により高所作業車や足場等が必要なケースもありますので、追加でオプション料金が発生し価格も変わります。クレーン1台あたりの点検時間は月例点検で1時間程度、その他点検の種類によっては半日程度掛かる場合もあります。
クレーンの操作や吊り上げにはどのような資格が必要ですか?
吊り上げ荷重が0.5トン以上5トン未満のクレーン操作では『クレーンの運転業務に係る特別教育』の資格が必要です。5トン以上のクレーンでは『床上操作式クレーン技能講習』の資格が必要となります。
見積もりで費用は発生しますか?
見積もりは無料で行っております。点検の見積もりは早ければ即日でお出しできます。部品等を使用する場合には、メーカーへの問い合わせで数日を頂きます。工事などを行う場合には、1週間程度かかる可能性がございます。